蔵六ブログ
2022.02.11
判子の素材 印材と言います
アカネ
木のぬくもりのある素材です。木の中ではもっとも繊維が詰まっている木であり印材に適しています。(別名:シャムつげともいわれていました)ほとんど東南アジア等で生産されております。手に馴染むやさしい質感でありながら木質は極めて硬く、繊細な彫刻が可能です。
本柘植
植物性の印材として、古くから愛用されています。木材の中では密度が高く硬質であり、使用するほどに、艶が出て見た目にも美しい印材です。本柘植は主に日本産で島柘とサツマ柘とに分類され、現在はサツマ柘が主流になっています。柘に比べると黄色っぽく艶があるのが特徴です。
黒水牛
大陸の水辺の草原に好んで生息する牛科の動物の角を加工したものです。主にインドやタイに生息しています。粘りのある強さと耐久性は印材としても優れ、黒く艶のある美しさが特徴です。角1本に、印材1本しかとれない貴重品です。賢牢性や朱肉のつきの良さに優れています
牛角色
多種多様な色合いと独特な模様が特徴の美しい素材です。世界中に分布する陸牛の角を加工したものです。飴色のような茶色等の色で1本1本色合・模様が違います。(サンプル写真とは色合いが異なります)
牛角白
多種多様な色合いと独特な模様が特徴の美しい素材です。世界中に分布する陸牛の角を加工したものです。白材は数も少なく非常に貴重な素材です。
象牙 特選品
象牙は、品格、質感、耐久性や耐摩耗性が高く、印材の中では最高の素材といわれています。ワシントン条約で輸入禁止になりましたが、当店の象牙は、現在日本国内で流通しているものと一時的解禁された際の合法的な印材です。芯に遠い特選品です。
象牙 高級品
象牙は、品格、質感、耐久性や耐摩耗性が高く、印材の中では最高の素材といわれています。ワシントン条約で輸入禁止になりましたが、当店の象牙は、現在日本国内で流通しているものと一時的解禁された際の合法的な印材です。芯に近い高級品です。象牙の高級品の彫刻は一級彫刻技能士仕上げになります